2008/9/19 金曜日

激動の一週間

Filed under: 新着情報, 藤澤公貴ブログ — hayashi @ 23:44:31

 今週はサブプライムローンに端を発した金融不安が顕在化した一週間でした。週の初めに、アメリカ大手証券会社のリーマン・ブラザーズが破綻し、それと同時にバンクオブアメリカがメリルリンチ(山一證券が破綻した時に私は存在を知りました)を買収を発表しました。また、アメリカ大手生命保険会社のAIGがで経営懸念がありましたが、FRB(連邦準備制度理事会)が280億ドル(約2兆9500億円)の融資を実行したと発表し、AIG救済のため850億ドルの「つなぎ融資」枠を設定しており、今回はその一部となります。さらにアメリカ大手証券会社ゴールドマン・サックスは6-8月期は70%減益の大幅減益を発表し、モルガン・スタンレーはアメリカ大手銀行ワコビアと合併協議にはいった模様で(ロイター通信より)まさに激動の一週間でありました。これら、アメリカの金融不安は世界各国に波及し、今週は株価が乱高下しました。
 リーマン・ブラザーズに対して救済が入らなかったことは、意外な感じがしました。というのも、3月にベアー・スターンズの救済にFRBと財務省が乗り出したことは、米国が日本のバブル崩壊を研究し、多くの教訓を学んだためと考えられていたからです。アメリカ政府は、GSE(政府系住宅金融機関)のファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)を政府の管理下に置いて支援に乗り出したが、金融市場はこれを好感していた(ニッセイ基礎研究所より)からです。しかし、安易な救済は、金融のモラルハザード(倫理欠如)を生むためこれを防止するために決断したのでしょう。しかし、リーマン・ブラザーズの社員が破産の発表前からダンボールに荷物をつめて運んでいる姿は、感慨深いものがありました。
 今回、アメリカの金融ニュースに首をつっこんだのも特別な意図は無く、知り合いに日本法人のリーマン・ブラザーズに勤めていた人がいたため、とても心配で注意してニュースを見ていただけです。しかしながらリーマン・ブラザーズに勤められるような人材は優秀で、アメリカの現地レポートではリーマン・ブラザーズ本社前でヘッドハンティングの人がうろうろしてました。現実にその知り合いの方は、優秀ですからきっとすぐに別の職場で実力発揮されることと思います。

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