2008/5/28 水曜日

新聞記事から見る申告漏れ事件15

Filed under: 藤澤公貴ブログ — hayashi @ 12:49:58

ネジ製造大手「ヤマシナ」(本社・京都市)の発行した新株予約権を巡り、約15の企業と個人投資家が、利益を少なく計上するなどしたとして、東京、大阪、名古屋などの各国税局から、2006年までの2年間に総額約30億円の申告漏れを指摘されていたことが30日、分かった。

 追徴額は約10億円になる見通し。新株予約権による利益について、国税当局が申告漏れを指摘したのは初めてという。

 関係者によると、ヤマシナは05年に、新株を1株22円で取得できる新株予約権を発行。併せて、10株を1株とする「株式併合」を行い、株価は200円前後に上がった。投資家が新株予約権を行使して併合後の新株を1株22円で取得し、これを売却すれば、投資額の10倍ほどの利益を得られる仕組みになっていた。

 今回申告漏れを指摘された個人投資家や企業は、名古屋市内に設立された投資事業組合に総額約25億円を投資し、同組合に割り当てられた新株予約権を使って、新株約1億2000万株を取得していた。

 名古屋国税局管内では、10の企業と個人投資家について、06年までの2年間で、利益を少なく計上するなど約20億円を過少に申告していたと判断した。

(2007年12月30日 読売新聞)

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